2005年09月23日
●■お見合い異聞 間 と キョリ
★お断りの訳は千差万別。
好みの問題もあれば、
家庭環境や、ある種の特別なこだわりまで・・・
数え上げればきりがない。
お互いの歩み寄りで何とか解決する場合もあれば
目をつぶって結婚後に賭ける場合もあれば
どうしようもない場合も・・・・・・・ある!
■T子さんとA君の場合
T子さんは25歳、ショートカットに大きな目をした可愛いお嬢さんだ。
彼女は、大阪で育ち、学校も京都という、バリバリの関西人。
アパレル関係の会社へ就職したら、何の因果か、
転勤の辞令がでてしまって、泣く泣く関西を離れ、慣れない東京支社へ。
A君は30歳、東京生まれの、東京育ち、スポーツ万能、
ちゃきちゃきの江戸っ子だった。
が、2人ともなぜか根っからのタイガーズファン!
こんな二人がお互いの写真を見て、しっかり 『一目ぼれ』
メール交換も、阪神一色で盛り上がり、早速、お見合いの運びとなった。
当日を待ち焦がれた2人にあてられて、立会人は紹介もそこそこに退散。
後は、朗報を待つばかり・・・・のはずだったのだが?
返事は・・・来ない。
さて、定番の・・・・どうなる、この二人!
立会人ミセスX
■T子は言った
「なんか、我慢できないんですぅ。 よそよそしいし、
いつも、せわしくて、ぽんぽんぽんぽん、しゃべられても、
すぐ答えられへんのです。」・・・・・・?
■A君は言う
「僕とはちょっと、間 が会わないんですよ。」・・・・・・?
「それに、ちょっとべたべたしすぎて・・・・」?
2人の話を聞いてみると、早口でどんどんしゃべるA君に
返事をするタイミングを失ってしまうT子さん、
すぐにぱっと、返事をしないT子さんにいらつくA君。
人との距離感が短く、人と直接触れ合ってのコミュニケーションが
多いT子さんと、そのぴったり感が「べたべた」する
という表現になってしまうA君。
嫌がるA君の態度は、T子さんには 「よそよそしい」
となってしまったのだ。
性格的には、決して嫌いな相手ではない。
好みも合う。
それでも人と人が、好感を持って相手を受け入れられるような
『感覚的な適合性』 の度合いが一致しない場合がある。
フィーリング、センス・・・・?
何という言葉で表現するのが正しいのだろう。
お互いの微妙な感覚の違いは、お相手の批判にまで発展し、
この2人は笑えない結末を迎えてしまった。
素敵なカップルだったんですが・・・・
残念★交際不成立
立会人ミセスX

